漫画『あげくの果てのカノン』のあらすじとその魅力は?読者の感想や反響も一緒にまとめて紹介!

漫画『あげくの果てのカノン』とは?
『あげくの果てのカノン』は、米代恭氏によるSF恋愛漫画で、地球外生命体の侵略を受けた近未来の東京を舞台に、長年片思いしていた男性との不倫関係に陥る女性を描いた作品です。本作は、小学館の『月刊!スピリッツ』で2015年から2018年まで連載され、全5巻が刊行されています。
漫画『あげくの果てのカノン』のあらすじ
主人公の高月かのん(こうづき かのん)は、高校時代から先輩の境宗介(さかい そうすけ)に片思いをしていました。卒業式の日に告白するも振られてしまい、その後も彼への想いを断ち切れずに過ごしていました。一方、宗介は地球外生命体「ゼリー」と戦う組織「異星生物対策委員会(SLC)」の戦闘員として活躍しており、妻の初穂(はつほ)と共に人々の羨望を集めていました。ある日、かのんはアルバイト先のパティスリーで宗介と再会し、彼の誘いを受けてSLC本部を訪れることになります。この再会を機に、かのんと宗介の関係は急速に深まり、やがて不倫関係へと発展していきます。しかし、宗介の妻・初穂がその関係に気づき、三人の関係は複雑に絡み合っていきます。
主な登場人物紹介
- 高月 かのん(こうづき かのん):23歳。高校時代から宗介に片思いをしており、再会を機に不倫関係に陥る。
- 境 宗介(さかい そうすけ):SLCの戦闘員で、地球外生命体「ゼリー」と戦う英雄的存在。妻・初穂との関係に悩む中、かのんと再会し、関係を深める。
- 境 初穂(さかい はつほ):宗介の妻で、SLCの研究者。夫の心変わりに気づき、かのんとの関係に苦悩する。
漫画『あげくの果てのカノン』の魅力とは!
1. SFと恋愛の融合
本作は、地球外生命体の侵略というSF要素と、不倫という現実的な恋愛問題を巧みに組み合わせています。非日常的な設定の中で描かれる人間関係が、読者に新鮮な印象を与えます。
2. 深い心理描写
登場人物たちの感情や心理描写が丁寧に描かれており、特にかのんの葛藤や宗介の迷い、初穂の苦悩などがリアルに伝わってきます。これにより、読者はキャラクターたちの心情に深く共感できます。
3. 独特の世界観とストーリーテリング
地球外生命体の侵略という独特の世界観の中で、人間の愛憎劇が展開されるストーリーは、一度読み始めると先が気になって止まりません。作者の米代恭氏の独特なタッチも相まって、作品全体に独自の雰囲気が漂っています。
読者の感想や反響紹介
『あげくの果てのカノン』は、多くの読者から高い評価を受けています。以下に、実際の感想をいくつかご紹介します。
往生際の意味を知れ!あげくの果てのカノンが大好きだからずっと気になりつつ放置してたのをLINE漫画で読んで速攻漫画購入 メインキャラクターみんな爽やかに真っ直ぐ狂ってて大好き!!!ずっと降ってるジェットコースターみたいなスピード感が最高なのでオススメです 今更なんだけども!
https://x.com/yurishikakatann/status/1672254025369264129
5巻くらいで完結して手が出しやすい漫画でおじさんのオススメは『あげくの果てのカノン』です。 最悪な漫画です。 不快とかネガティブな意味での最悪ではなくて、 なんていうかもう最悪と称するのが相応しい的な意味での最悪です。 鬱漫画とかいう軽佻浮薄な単語でカテゴライズされる漫画ではないです
https://x.com/river_loser/status/1870713057657446888
漫画『あげくの果てのカノン』の魅力まとめ
『あげくの果てのカノン』は、SFと恋愛を融合させた独特の世界観と、深い心理描写が魅力の作品です。地球外生命体の侵略という非日常的な設定の中で、人間の愛憎劇がリアルに描かれており、読者を引き込む力があります。SFや恋愛漫画が好きな方はもちろん、深い人間ドラマを求める方にもおすすめの作品です。